初めてでもわかるモルタルアート完全ガイド|特徴・施工場所・注意点を解説

 

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代表の中村

こんにちは、代表の中村です。

この記事は私が監修いたしました。

壁を塗り替えるだけではなく、壁そのものをデザインする。

そんな選択肢のひとつが「モルタルアート」です。

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モルタルアートとは?まず知っておきたい基本

モルタルアート|岡山|マンション|店舗|モルタル造形

「モルタルアート」という言葉を、SNSや店舗の内装写真などで見かける機会が増えてきました。

コンクリートのような無機質な壁。

年月を重ねたようなヴィンテージ感のある壁。

石や岩のような立体感のある壁。

一見すると「本物のコンクリートや石を使っているのかな?」と思うような仕上がりもあります。

こうした独特の質感や陰影を、左官材などを用いて壁面に表現するデザインのひとつが、一般に「モルタルアート」と呼ばれているものです。

ただし、モルタルアートには、一般的な住宅のモルタル塗りのように「均一に平らに仕上げる」という考え方とは異なる部分があります。

素材を塗るだけではなく、

  • 凹凸をつくる

  • 模様を表現する

  • 色の濃淡をつける

  • 石やコンクリートのような質感を表現する

  • 経年変化を感じさせる表情をつくる

など、壁そのものをデザインすることが大きな特徴です。

つまり、モルタルアートは「壁を仕上げる」というだけではなく、壁を空間デザインの一部として考える方法ともいえます。


普通のモルタル仕上げとモルタルアートは何が違う?

「モルタルアート」と聞いて、

「普通のモルタル塗りとは違うの?」

と思われる方もいるでしょう。

ここは初めてモルタルアートを検討する際に、知っておきたいポイントです。

建築におけるモルタル塗りは、下地を整えたり、仕上げ材の下地として使用したりするなど、建物の仕上げや機能に関わる工事として行われます。

国土交通省の「公共建築工事標準仕様書」でも、左官工事についてモルタル塗りなどが定められており、仕上がり面の塗厚や浮き、施工前の見本、養生などが品質上の確認事項とされています。

一方、モルタルアートでは、こうした左官材の特性を活かしながら、さらに「見た目の表情」をデザインしていきます。

例えば、

一般的なモルタル仕上げ
→ 下地を整え、必要な性能や仕上がりを確保する

モルタルアート
→ 素材感・凹凸・陰影・色・模様などをデザインとして表現する

という違いがあります。

もちろん、実際の施工方法や使用材料は施工箇所や仕上げによって異なります。

そのため、「モルタルを塗ればモルタルアートになる」というものではありません。

どのような表情をつくりたいのか。

どこに施工するのか。

既存の下地はどのような状態なのか。

使用環境はどうなのか。

こうした条件を確認したうえで施工方法を検討することが重要です。


モルタルアートの魅力は「同じものが一つとして同じにならない」こと

モルタルアート|岡山|サンプル

モルタルアートの魅力のひとつが、素材の表情です。

一般的な外壁塗装では、比較的均一な仕上がりをつくることができます。

もちろん、それは外壁塗装の大きなメリットです。

一方で、

「もう少し素材感がほしい」

「新品のように均一な壁ではなく、表情のある壁にしたい」

という場合には、モルタルアートが選択肢になることがあります。

職人の手によってつくられる凹凸や模様、色の重なりによって、光の当たり方も変わります。

同じ壁でも、朝と夕方では見え方が違う。

照明を当てると陰影が変わる。

見る角度によって表情が変わる。

こうした「素材そのものが持つ表情」を楽しめるのが、モルタルアートの特徴です。


どんなデザインができるの?

岡山|モルタルアート|大規模修繕

モルタルアートと一言でいっても、仕上がりは一種類ではありません。

例えば、次のような方向性が考えられます。

コンクリート風

無機質でシンプルな雰囲気をつくりたい場合に取り入れやすいデザインです。

インダストリアルな店舗や、シンプルで落ち着いた住宅のアクセントウォールなどにも検討できます。

ヴィンテージ・経年変化を感じる仕上げ

新しく施工した壁でありながら、年月を重ねたような表情をつくるデザインです。

カフェや美容室、飲食店など、空間の世界観を重視する店舗とも相性があります。

石・岩のような質感

凹凸を活かし、自然素材を思わせるような壁面をつくる方法です。

空間のアクセントとして、一面だけ取り入れるという考え方もできます。

抽象的なアートウォール

決まった模様を再現するのではなく、色や凹凸、陰影などを組み合わせてオリジナルの壁面をつくる方法です。

「他のお店とは違う雰囲気にしたい」という場合などに向いています。


モルタルアートはどこに使える?

「モルタルアートは店舗だけのもの」と思われる方もいるかもしれません。

実際には、施工条件を確認する必要はありますが、住宅・店舗・施設など、さまざまな空間でデザインの選択肢として検討できます。

住宅

例えば、

  • リビングのアクセントウォール

  • 玄関まわり

  • テレビ背面の壁

  • 趣味の部屋

  • ガレージ

  • 外構まわり

などです。

部屋全体をモルタルアートにする必要はありません。

一面だけをデザインすることで、空間の印象を変える方法もあります。

店舗

店舗では、壁そのものがブランドイメージにつながる場合があります。

例えば、

  • 美容室

  • カフェ

  • 飲食店

  • アパレルショップ

  • サロン

  • ショールーム

  • オフィス

などです。

「どんな商品を扱っているか」だけではなく、「どんな空間で過ごしてもらうか」を考える際に、壁のデザインも重要な要素になります。

商業施設・事業用建物

大規模修繕や店舗改修などのタイミングで、外観や内装の印象を変えたいというケースもあります。

ただし、建物の用途や既存下地、使用環境などによって適した施工方法は変わります。

そのため、デザインだけで判断するのではなく、建物の状態を確認したうえで計画することが大切です。


大規模修繕とモルタルアートは組み合わせられる?

ここは「大規模修繕岡山」をご覧いただいている方に、ぜひ知っていただきたいポイントです。

大規模修繕というと、

「古くなったところを直す」

「外壁を塗り直す」

「防水をやり直す」

というイメージが強いかもしれません。

もちろん、建物の劣化を確認し、必要な補修や防水、塗装などを行うことは大規模修繕の重要な目的です。

そのうえで、

「修繕後の建物をどんな印象にしたいのか」

というデザイン面まで考えることもできます。

例えば店舗や事業所の場合、

「外壁をきれいにするだけではなく、店舗のイメージも変えたい」

「改修を機に、エントランスの印象を変えたい」

「建物の一部をアクセントとしてデザインしたい」

といった要望が出てくることがあります。

そうした場合に、モルタルアートやウォールアートをひとつの選択肢として検討できます。

ただし、ここで重要なのは、大規模修繕の目的とデザイン工事を混同しないことです。

まずは建物の劣化状況を確認する。

必要な補修を行う。

そのうえで、施工可能な場所や仕上げ方法を検討する。

この順番が基本です。


「おしゃれだから」だけで決めないことも大切

モルタルアートはデザイン性が魅力ですが、見た目だけで施工を決めるのはおすすめできません。

特に既存建物を改修する場合には、下地の状態が重要になります。

例えば、

  • 既存の塗膜が劣化している

  • 下地にひび割れがある

  • 浮きが発生している

  • 水分の影響を受けている

  • 下地材との相性に問題がある

といった場合、そのまま仕上げを施工できるとは限りません。

国土交通省の標準仕様書でも、左官工事では仕上がりの状態や浮き、見本、養生などが確認事項として扱われています。

また、改修工事では下地処理も重要です。

例えば公共建築改修工事標準仕様書では、モルタル塗り仕上げに先立って塗り面の清掃や目荒らしなどの下地処置を行うことが示されています。

つまり、

「どんなデザインにするか」だけでなく、「そのデザインを施工できる状態なのか」

を確認することが大切です。


モルタルアートを検討するときに確認したい5つのポイント

初めて依頼する方は、次の5つを確認しておくと安心です。

1.どこに施工するのか

室内なのか、屋外なのか。

住宅なのか、店舗なのか。

人が頻繁に触れる場所なのか。

雨や紫外線の影響を受ける場所なのか。

施工環境によって、使用する材料や仕上げ方法の検討が必要になります。

2.どんな雰囲気にしたいのか

「モルタルアートにしたい」だけでは、完成イメージを共有するのが難しい場合があります。

例えば、

「無機質にしたい」

「ヴィンテージ感がほしい」

「落ち着いた色にしたい」

「ホテルのような雰囲気にしたい」

など、好きな空間の写真を用意しておくとイメージを共有しやすくなります。

3.既存の下地は問題ないか

新築と違い、既存建物の場合は下地の確認が欠かせません。

ひび割れ、浮き、剥がれ、水分などの問題があれば、先に補修が必要になることがあります。

4.どこまでデザインするのか

壁全面なのか。

一面だけなのか。

柱やカウンターなどにも施工するのか。

「一部分だけデザインする」という方法もあります。

施工範囲を明確にしておくと、費用や完成イメージも整理しやすくなります。

5.実物を確認する

モルタルアートは、写真だけでは質感を判断しにくいことがあります。

凹凸や陰影、光の反射などは、実際のサンプルを見ることで分かりやすくなります。

できれば施工前に実物のサンプルや施工例を確認しておきましょう。


モルタルアートは「壁を変える」だけではない

モルタルアートを検討するとき、

「壁をおしゃれにする」

と考えるだけでは少しもったいないかもしれません。

大切なのは、その壁によって空間全体をどう見せたいのかを考えることです。

例えば同じ店舗でも、

白い壁なら明るく清潔な印象。

木目を組み合わせれば温かみのある印象。

モルタル調の壁なら無機質で落ち着いた印象。

立体的なアートウォールなら、壁そのものが視線を集める空間。

というように、壁の仕上げによって空間の印象は変わります。

だからこそ、

「どんな壁にするか」

だけではなく、

「そこで過ごす人に、どんな印象を持ってもらいたいか」

まで考えることが大切です。


岡山でモルタルアートを検討するなら、実物を見てみる

岡山でモルタルアートやウォールアートを検討している方にとって、写真だけで完成イメージを判断するのは難しいものです。

そこで、実際の質感を確認できる場所として、ミナンでは「S-TODESIGN」を展開しています。

S-TODESIGNは、モルタルアート・ウォールアートを中心に、住宅や店舗などの空間をデザインするブランドです。

2026年10月1日には、岡山市中区門田屋敷本町にギャラリーがオープンしました。実際のモルタルアートやウォールアートを見ながら、空間づくりについて相談できます。

「まだ工事するか決めていない」

「モルタルアートがどんなものなのか見てみたい」

という段階でも、まず実物を見ることでイメージが具体的になることがあります。


大規模修繕の「その先」まで考えた建物づくり

ウォールアート|岡山|岡山市|施工事例|企業

建物の修繕で最も重要なのは、劣化した部分を適切に補修し、建物を安全・適切に維持していくことです。

そのうえで、

「せっかく改修するなら、見た目も変えたい」

「店舗のリニューアルに合わせて空間の印象を変えたい」

「建物の一部をデザイン性のある空間にしたい」

という考え方もできます。

大規模修繕は、単に古くなった部分を元に戻すだけではありません。

建物の用途やこれからの使い方を考えながら、必要な修繕とデザインを組み合わせることもできます。

モルタルアートは、そのためのひとつの選択肢です。


まとめ|モルタルアートは「素材感のある空間」をつくる選択肢

モルタルアートについて、初めての方にも分かりやすいように整理してみました。

モルタルアートは、左官材などを活用し、壁面に凹凸や陰影、素材感などを表現するデザインのひとつです。

一般的なモルタル仕上げとは目的や仕上げ方が異なり、壁そのものを空間デザインの一部として考える点に特徴があります。

住宅のアクセントウォールや店舗の内装、事業用建物のリニューアルなど、施工条件を確認したうえでさまざまな場所で検討できます。

ただし、デザイン性だけを見て決めるのではなく、

「下地の状態」

「施工する場所」

「使用環境」

「仕上げたいデザイン」

「建物全体とのバランス」

を確認することが大切です。

特に大規模修繕や既存建物の改修では、まず建物の状態を確認し、必要な補修を行ったうえで仕上げを検討することが重要です。

「普通の壁とは少し違う空間にしたい」

「店舗の世界観を壁からつくりたい」

「大規模修繕を機に建物の印象も変えたい」

そんな方は、モルタルアートという選択肢を知っておくと、空間づくりの幅が広がるかもしれません。

岡山でモルタルアートやウォールアートを実際に見てみたい方は、S-TODESIGNのギャラリーで実物の質感を確認してみてください。

大規模修繕や外装リフォームと合わせたご相談についても、建物の状態や用途を確認しながら、適した方法を検討していくことが大切です。

 

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