雨漏りの予防にはどんな処置が必要?

大規模修繕の豆知識 2025.06.13 (Fri) 更新

いつも大規模修繕岡山のブログをご覧いただきありがとうございます😊

大規模修繕岡山は岡山市北区、南区、中区、東区、倉敷市、都窪郡、赤磐市を中心に

高品質&低価格な修繕計画をご提案する、マンション・アパート・倉庫などの

オーナー様に向けた外壁塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り修理をご提供する専門店です。

「最近、天井にシミができてきた…」「工場の一角が湿っぽいけど、原因が分からない」
そんな雨漏りに関するお悩みをお持ちではないでしょうか?
大規模物件の雨漏りは被害が拡大しやすく、資産価値を大きく下げてしまう原因にもなります。

この記事では、「雨漏りの予防にはどんな処置が必要か?」について詳しく解説いたします。
防水工事や定期点検、施工事例を交えて解説することで、雨漏り予防のために何をすればいいかが明確になります。

この記事を読むことで、以下のことが分かります:

  • 雨漏りの主な原因とそのメカニズム
  • 事前にできる雨漏り予防策
  • 大規模修繕のタイミングと処置のポイント

この記事は、大規模建築物の維持管理に携わる方、マンション管理組合の役員様、企業オーナー様にぜひ読んでいただきたい内容です。

目次

1. 雨漏りの原因とは?

大規模 雨漏りの予防にはどんな処置が必要?雨漏りの原因は、決して一つに限定されるものではありません。特に大型の建築物や商業施設、集合住宅などの構造が複雑な建物では、複数の箇所に問題があるケースも珍しくなく、原因の特定には専門的な知識と丁寧な調査が求められます。
さらに、雨漏りは「すぐに水が落ちてくる」という分かりやすい症状だけでなく、壁紙の変色やカビ臭、結露との見分けがつきにくい初期症状もあるため、気づいた時にはすでに内部構造に深刻なダメージが及んでいる場合もあります。
雨漏りを防ぐためには、どこから水が入るのか、どのような経路で浸水しているのかをしっかり把握し、原因ごとに適切な対策を講じることが大切です。
ここでは、特に多い2つの原因「屋上や屋根からの浸水」「外壁やシーリングの劣化」について、実際の事例も交えて解説します。

1-1. 屋上や屋根からの浸水

建物の中で最も雨水の影響を受けやすいのが、屋根や屋上部分です。屋根の勾配が緩い建物や、フラットな陸屋根(りくやね)タイプの屋上では、雨水が滞留しやすく、防水層や排水設備に不具合があると、短時間の雨でも建物内部に浸水が起こることがあります。
具体的な原因としては、防水シートやアスファルト防水層の経年劣化、ドレン(排水口)の詰まり、立ち上がり部のシーリングの破断などが挙げられます。わずか数ミリの隙間でも、水の浸入には十分な大きさです。
排水口周辺のゴミ詰まりによって雨水が排出されず、一時的に水たまりが発生していたことで防水層の劣化が進行し、雨漏れに繋がる場合もあります。
このように、外からは見えない箇所で雨漏りが進行しているケースも多く、定期的な屋根点検と排水設備の清掃、必要に応じた部分補修が重要です。特に築10年を超えた建物では、防水の再施工(トップコート塗り替えや防水層の重ね張りなど)を検討する価値があります。

1-2. 外壁の劣化やシーリングの破断

もう一つの主要な雨漏り原因が、外壁やシーリング(コーキング)の劣化です。外壁材はモルタル、窯業系サイディング、ALCパネルなどがありますが、それぞれ継ぎ目や接合部にシーリング材が使用されており、これが経年劣化することで雨水の侵入を招くことがあります。
シーリング材は、施工からおおよそ7~10年を目安に硬化やひび割れ、剥離などが発生し始めます。さらに、建物が日当たりや風当たりの強い場所に建っている場合、その劣化は早まります。特にALCのように吸水性のある外壁材では、シーリングの破断により外壁内部に水が浸入し、断熱材や下地材を腐らせる原因となるため注意が必要です。

このような状態を防ぐためには、定期的な外壁診断と、必要に応じたシーリングの「打ち替え」または「増し打ち」工事が有効です。また、外壁塗装のタイミングで防水機能を強化できる塗料を使用することで、シーリングとの相乗効果が得られ、長期的に安心できる外壁に仕上げることができます。

2. 雨漏りを未然に防ぐ処置

大規模 雨漏りの予防にはどんな処置が必要?

雨漏りは、一度発生してしまうと建物内部に深刻なダメージを及ぼす可能性があります。そのため、何よりも大切なのは「起きる前に防ぐ」ことです。建物の構造や立地条件、築年数、使用頻度に応じて、定期的にメンテナンスを実施することで、雨漏りのリスクを大幅に低減できます。
日常的にできる目視確認に加え、専門業者によるプロの点検や診断を組み合わせることで、見落とされがちな箇所も含めた万全の予防策を取ることが可能です。以下では、実践的で効果の高い2つの対策についてご紹介します。

2-1. 定期的な外壁・屋根の点検

外壁や屋根は、日々の紫外線・風雨・気温差といった自然環境の影響を直接受けるため、年数が経つごとに確実に劣化が進行します。そのため、年に1~2回の定期点検を行うことが、雨漏りの早期発見・早期対処につながります。
特にチェックすべきタイミングは、梅雨入り前や台風シーズンの到来前。これらの時期を狙って点検を行うことで、大雨や強風による被害を事前に防ぐことが可能です。
チェックポイントとしては、外壁のひび割れ、塗膜の剥がれ、コーキング(シーリング)の破断、屋根材の浮きやズレ、棟板金の釘抜け、雨樋の詰まりなどが挙げられます。

戸建て住宅であっても、こうした劣化サインは目視である程度確認できる場合もありますが、高所や構造上の死角については専門業者に依頼することをおすすめします。

2-2. 防水工事の実施と再施工の目安

大規模 雨漏りの予防にはどんな処置が必要?

防水工事は、屋上やバルコニー、外階段、ベランダ、さらには外壁の一部にも適用され、建物の防水性能を維持・強化するための重要なメンテナンス作業です。
防水の種類には主に「ウレタン防水」「シート防水」「FRP防水」などがあり、いずれも耐用年数は10~15年程度とされています。ただし、使用環境や施工状態によって実際の耐久性は異なるため、年数だけで判断せず、劣化サインの有無をきちんと確認することが必要です。
劣化が進んでいても表面からでは判断が難しいケースもあるため、赤外線カメラによる温度差診断散水試験(雨漏り再現テスト)など、専用の調査方法を活用することで、見えない問題点を可視化できます。
特にウレタン防水の場合、トップコートの色あせやひび割れ、膨れなどが見られたら、再施工のタイミングです。FRP防水では、表面の摩耗や劣化層の剥離が確認ポイントとなります。
こうした防水の再施工は、単なる修繕ではなく「資産価値の維持」にもつながります。建物の寿命を延ばし、快適で安心な居住・使用環境を維持するためにも、10年をひとつの節目として、専門業者による防水診断を定期的に受けることが推奨されます。

3. 大規模修繕時の雨漏り対策

マンションや大型施設などの大規模修繕は、単なる外観の美化にとどまらず、雨漏り対策を包括的に実施する絶好の機会です。外壁、屋根、防水層といった主要な構造部分を一括で点検・補修できるため、建物の総合的な劣化を抑制し、将来的な維持費の抑制にもつながります。
特に、築10年~15年を経過した建物では、防水層の寿命やシーリング材の劣化が進行している可能性が高く、目に見える不具合が出る前のタイミングで手を打つことが、雨漏りリスクを最小限に抑えるために非常に重要です。以下では、大規模修繕における雨漏り対策の具体的なポイントを2つ紹介します。

3-1. 劣化診断による早期発見

雨漏り対策で最も大切なのは、劣化の「早期発見」と「見える化」です。当社では、経験と実績に基づき、さまざまな先進技術を活用した劣化診断を行っています。
たとえば、赤外線サーモグラフィーを用いた診断では、外壁内部に侵入した水分が日射によって温度差として表れます。この微妙な温度変化を捉えることで、表面上では見えない「内部の浮き」や「水の滞留箇所」も正確に把握できます。
また、ドローンによる高所の空撮調査では、屋根やパラペットなど、人が簡単には近づけない部分も安全かつ効率的に確認可能です。これにより、瓦や板金のズレ、排水口の詰まり、苔の発生箇所なども見逃しません。
こうした高度な診断技術を組み合わせることで、将来の雨漏りの原因となる潜在的な問題箇所を事前に特定し、必要な補修を計画的に実施できます。

3-2. 経験豊富な業者選びの重要性

大規模修繕は工事範囲が広く、複数の専門分野が絡むため、信頼できる施工業者を選ぶことが成功の鍵となります。特に雨漏り対策においては、ただ単に外壁を塗装するだけでは不十分であり、「どのような下地処理を行うか」「どの部位に重点を置くか」といった判断力と経験が求められます。
実際に過去の事例でも、複数の業者の相見積もりを取った結果、雨漏りに対する専門的知識が浅い業者では、肝心な防水層や笠木の処理が不十分で、施工後数年で再発したケースがありました。一方、実績のある業者では、事前診断・設計・工事・アフターまで一貫した対応が可能で、細部にわたる注意や説明も丁寧です。
また、工事中には想定外の劣化が発覚することも少なくありません。そうした場合に柔軟に対応し、適切な提案をしてくれる業者こそが、真に信頼できるパートナーと言えるでしょう。
見積書の項目が詳細に書かれているか、工事写真付きの報告書がもらえるか、施工後の保証期間や定期点検体制があるかなど、施工前に確認すべきポイントを押さえることも、雨漏り対策の精度を左右します。

4. まとめ

雨漏りは自然に直るものではなく、放置すればするほど被害は拡大します。
本記事で紹介した「定期点検」「防水処理」「大規模修繕での対応」を行うことで、雨漏りを未然に防ぐことができます。

岡山で外壁塗装、屋根塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
大規模修繕岡山では、岡山でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。
岡山の外壁塗装、屋根塗装、防水工事は大規模修繕岡山にお任せください!!

 

TOPに戻る

 

マンション・アパート・倉庫・工場など、大型物件の修繕工事を

お考えの方は、是非1度大規模修繕岡山のショールームに

お越しくださいませ!

 

ショールームでは事前のご予約をおすすめしております(*^-^*)

ご予約はお電話、もしくはメールフォームからご連絡下さい🎵

📞0120-957-951

✉info@minan.jp

☆岡山県内にて外壁塗装・屋根工事等2000件以上のBefore&After

施工事例はこちら

 
☆まずは塗装の基礎知識を知りたい方(WEBでのご来店予約で500円相当のプレゼントあり)
  
☆無料外壁診断・屋根ドローン診断・雨漏り診断をお考えの方
  
☆大規模修繕岡山で施工したお客様の声を聞きたい方

岡山市の大規模修繕専門店 

大規模修繕岡山

0120-957-951

[株式会社 ミナン]

 

〒700-0975 岡山県岡山市北区今7丁目22-22

TEL:086-239-7676 FAX:086-239-7979

 

[大規模修繕岡山ショールーム]

 

〒703-8271 岡山県岡山市中区円山90-9 YSタウン円山101

TEL:086-230-1771 FAX:086-230-1772

#大規模修繕 劣化診断による早期発見 岡山 #大規模修繕 外壁の劣化やシーリングの破断 岡山 #大規模修繕 大規模修繕時の雨漏り対策 岡山 #大規模修繕 定期的な外壁・屋根の点検 岡山 #大規模修繕 屋上や屋根からの浸水 岡山 #大規模修繕 防水工事の実施と再施工の目安 岡山 #大規模修繕 雨漏りの原因とは? 岡山 #大規模修繕 雨漏りを未然に防ぐ処置 岡山
岡山市の大規模修繕セミナー お申し込みはこちらから

不安なことや大規模修繕の
適正価格のことなど
お気軽にお問い合わせください!

岡山市のマンション・アパート修繕・防水工事は大規模修繕岡山にお任せ

他社でお見積り中の方も大歓迎!
失敗しないためにもぜひ比較して下さい!

0120-957-951 電話受付 9:00~18:00(水曜定休)

大規模修繕で使える補助金

PAGETOP